なのはなを調理するときは、苦みがあるので、さっとゆでましょう。ゆで過ぎるとビタミン類が流失してしまうので注意が必要です。茎の切り口に近い部分は固いので、少し切り落として使うとよい場合があります。
栄養成分として、カロテン・ビタミンCなどのビタミン類や、カルシウム・鉄分・カリウムなどのミネラル類を豊富に含んでいます。
ビタミンCは、ほうれん草の4倍近くも含みます。苦み成分はアリルイソチオシアネートです。
ナノハナの豊富なビタミンCがコラーゲンの生成を助けます。これによりシミやシワの改善をし、肌の若返りや美白効果があります。
カロテンがガン予防・老化防止効果があります。また、カリウムが体内の塩分バランスを保ち高血圧の予防に働き、カルシウムは骨や歯を丈夫にして精神を安定させます。
苦み成分のアリルイソチオシアネートは、ガン予防・血栓防止に働きます。食物繊維も多く含むので便秘解消にも良い働きをします。
菜の花は、栄養価の高い緑黄色野菜です。
]]>節と節の間が長く、ずんぐりと丸いもので、淡黄色の肌をしているレンコンを選びましょう。切ってあるものは切り口がみずみずしく新鮮で、肉厚なものがおすすめです。穴の中が黒くなっているものは傷みやすいので避けましょう。
れんこんの保存は、乾燥しないようにラップか湿らせた新聞紙に包んで冷蔵庫へ保存します。洗ったものは完全に水中につけておきます。このとき、水中から出ている箇所があれば黒ずみます。
栄養成分は、ビタミンCがみかんの約1.5倍ほども含まれ豊富です。食物繊維、ビタミンB1・B12・E、鉄分、カルシウム、マンガンなどが含まれています。粘り気のもとは、ムチンという水溶性食物繊維です。レンコンを切ると切り口が変色させるのは、タンニンです。
ビタミンCは、抗酸化作用があるので風邪やガンの予防に有効に働きます。美肌効果も期待できます。
食物繊維は、コレステロール値の低下や胃の粘膜を保護して胃潰瘍を予防する作用があります。もちろん、便秘改善にも効果的です。
タンニンには、止血作用があり、胃潰瘍や鼻血、痔、産後の出血などに有効です。鉄分は、貧血予防に働きます。
]]>果皮の緑色が黒ずみ、やわらかくなったころが食べごろです。追熟したい時はりんごと一緒にポリ袋などに入れると追熟を促進してくれます。
保存の適温は8~12度です。涼しいところに置けば熟成を遅らすことができます。ただ、冷蔵庫では低温障害(果肉が黒ずみます)を起こすので、あまりに暑い時だけ利用しましょう。切ったものは酸化し変色します。問題はありませんが、気になる場合はラップを密着させて空気に触れさせないようにしましょう。
切ってから時間が経つと変色しやすいですが、レモン汁をかけると変色を抑えることができます。ただ冷蔵障害などにより最初から果肉が茶色く変色していることがあります。お店の方に交換してもらいましょう。旬は10~3月頃です。
栄養成分は「森のバター」と呼ばれるほど脂肪分が豊富です。脂肪の約80%はリノール酸やリノレン酸などの不飽和脂肪酸です。ビタミンB2、C、E、カリウム、リン、鉄分などを豊富に含みます。必須アミノ酸のリジンやトリプトファンを含みます。世界一栄養価の高い果物としてギネスブックに認定されています。
リノール酸やリノレン酸はコレステロールや中性脂肪が体内で過剰になるのを防ぎ、またビタミンEとともに動脈硬化や老化の防止に働きます。カリウムは、余分なナトリウム(塩)を排出してくれるので、高血圧の予防・改善にも効果的です。鉄分が貧血を予防ます。食物繊維も含み便秘の改善に働きます。必須アミノ酸のトリプトファンは精神安定に、リジンは成長に欠かせない成分です。
]]>横から見たとき、丸よりもだ円に近いもので、色は鮮やかな赤橙色で、皮に張りがあり、手にずっしりと重いものを選びましょう。
栄養成分は、ビタミンCを豊富に含みます。薄皮に食物繊維とポリフェノールの一種のヘスペリジンを含みます。酸味成分はクエン酸です。
ビタミンCが豊富なので、風邪の予防やメラニンの沈着を防いでシミ、ソバカスを防いでくれます。食物繊維は便秘解消に働きます。ヘスペリジンは毛細血管を丈夫にし血圧の上昇を防ぎます。クエン酸は、疲労回復に効果的です。
]]>鉄分やビタミン12が貧血予防の働きをします。ビタミンB12には造血作用があります。タウリンはコレステロールを排出し、中性脂肪を減らすので、動脈硬化を予防します。また、タウリンは肝臓を強化し二日酔いにも有効です。栄養成分のタウリンやビタミンB12は、料理の汁に溶け込んでいますので汁も食しましょう。亜鉛は味覚障害や強精に有効に働きます。
●アサリは一年中出回っていますが、12月~3月 頃が旬で美味しい時期です。殻がしっかりと閉じてあり、臭いのないものが新鮮です。なお大きさでは味は変わりません。砂出しは海水と同じ2%程度の塩水に浸け、常温の暗所に置くのがポイントです。約30分~1時間で体内の砂を吐き出します。
]]>栄養成分として、たんぱく質を豊富に含みます。カリウム、カルシウム、リン、鉄などのミネラル類とビタミンEも含まれています。旨味成分はアルギニン、ベタイン、グリシンなどのアミノ酸です。タウリンも含まれている。殻にはアスタキサンチン、キチン・キトサンが含まれています。
ベタインやタウリンがコレステロール値を低下させる・血圧を正常に保つ・肝機能を強化する等の働きがあります。タウリンには、疲労回復効果もあります。
加熱すると赤くなる色はアスタキサンチンで、ガン予防やシミ・シワを改善する働きがあります。えびはコラーゲンも含み、血行を良くし皮膚を美しく保ちます。なお卵や頭部のミソには強精作用があります。
殻ごと食するエビにはカルシウムが豊富に含まれています。
]]>栄養成分は、たんぱく質が豊富です。旨味成分はベタイン、グリシン、アルギニンなどのアミノ酸です。タウリンが豊富に含まれています。カリウム、カルシウム、鉄分、亜鉛、銅などのミネラル類やビタミンB1、B2などのビタミン類も含みます。殻にはキチン・キトサン、アスタキサンチンを含みます。
タウリンはコレステロール値を下げ、中性脂肪を減らし、動脈硬化を予防してくれます。肝機能の強化にも有効に働きますカリウムは、余分なナトリウム(塩)を排出してくれるので、高血圧の予防・改善にも効果的です。キチン・キトサンは、コレステロール値の低下や免疫力増強作用があるので、生活習慣病やがん予防に有効です。アスタキサンチンは抗酸化作用で活性酸素を消去し動脈硬化・ガンを予防し、シミ・シワを改善する働きがあります。アミノ酸のアルギニンは精力を増強します。
旬は12~2月(真カレイ)・ 6~9月(真子カレイ)・2~3月(めいたがれい)頃です。腹の白いものを選びます。腹に青みのあるものは、鮮度が落ちています。また身の薄いものは臭みがあるので、身の厚いものを選びましょう。
栄養成分としては、たんぱく質が多く脂質は少ない特徴があります。カルシウム、ビタミンB2、E、Dが多く含まれています。アミノ酸の一種のタウリンも多く含まれています。エンガワ(背びれと尾びれのつけ根の身)にコラーゲンが多く含まれています。不飽和脂肪酸のEPA、DHAも含みます。
豊富なコラーゲンが肌に弾力や潤いを与えて美肌をつくります。タウリンがコレステロール値を下げ、高血圧や動脈硬化を予防します。 ビタミンDは、カルシウム吸収を高めるので、骨粗鬆症の予防に有効です。EPA、DHAは、アレルギー症状改善やガン予防効果があります。DHAは、脳細胞を活性化させ記憶力を向上させます。
]]>タラは雪の降る季節に味がよくなるので鱈(たら)という字が当てられたとされます。
たらの旬は12月~1月頃です。タラはつやがあり目が黒く澄んでいるものを選びます。臭いが気になるものは鮮度が落ちています。
ビタミンDやカリウム・カルシウム・鉄・亜鉛などのミネラル類も含んでいます。肝臓にはビタミンAが多量に含まれています。グルタチオンや不飽和脂肪酸のEPA・DHAを含みます。
ビタミンDがカルシウムの吸収を助けるので骨が弱い人や腰痛の人にお勧めです。EPA・DHAは、アレルギー症状改善やガン予防効果があります。DHAは、脳細胞を活性化させ記憶力を向上させます。
グルタチオンは、強い抗酸化作用でガンを予防し、老化を防止します。
]]>寒い時期の「寒ぶり」は脂がのって格別においしくなります。旬は、12~1月頃です。 身のしまった青い光沢のあるものを選びましょう。
栄養面では、良質なたんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなどすべてをバランス良く含んでいます。不飽和脂肪酸のEPAとDHAやアミノ酸のタウリンが豊富です。タウリンはブリの血合いに多く含まれています。魚肉の中では、ビタミンB1・B2が多いほうになります。
タウリンはコレステロールを排出し、中性脂肪を減らすので、動脈硬化の予防します。タウリンは、肝機能を強化・疲労回復効果もあります。
EPA、DHAは、アレルギー症状改善やガン予防効果があります。DHAは、脳細胞を活性化させ記憶力を向上させます。
]]>旬は12月~3月頃です。露地栽培で寒さに耐え、霜にあたった2月のものがやわらかくておいしいです。
葉も茎もみずみずしく、みどりと白のコントラストがはっきりでてきるものが良品です。根元の切り口が小さいほうがおいしいです。
近年はサラダとして用いることが人気になっています。伝統的には、ハリハリ鍋や漬物に利用されてきました。
栄養成分として、カロテン・ビタミンC・葉酸などのビタミン類や、カルシウム・鉄分などのミネラル類、食物繊維などを含んでいます。
豊富なビタミンCがコラーゲンの生成を助けます。これによりシミやシワの改善をし、肌の若返りや美白効果があります。また、カゼ予防にも役立ちます。カロテンがガン予防・老化防止に働きます。鉄分が貧血予防に効果的です。
ビタミンCは煮ると半分以下に減少するので、サラダとして生で食すると効果的にビタミンCをとることが出来ます。
]]>旬は2~4月頃です。 アク抜きは、熱湯に木灰か重曹を一握り程度入れてゆで、水にさらします。ビタミンB1を分解する酵素のアノイリナーゼを含んでいるのでしっかりとアク抜きをしましょう。どんどんアクが強くなるので、ワラビを入手後すぐにアク抜きをすることが大切です。
わらびには栄養成分のカロテン、ビタミンB2・C、カリウム、葉酸、食物繊維が多く含まれています。干しわらびになると栄養成分(特にカロテン)がアップします。
カロテンは、ガンや老化の予防に効果的です。食物繊維が便秘を解消する働きをします。カリウムが高血圧を防ぎます。 ビタミンB2は、老化の防止に効果的です。
]]>甘み・酸味・独特の苦みがほどよくあり、爽快な風味です。また、果汁も適度なので「手が汚れにくい」のもうれしいです。
旬は、1~3月頃です。表面の感触がなめらかで、持つとずっしりと重いものを選びましょう。表面にシワが寄っていたり、ハリがないものは劣化しています。
栄養成分は、ビタミンC、カリウム、クエン酸、ギャバ、ナリンギン、オーラプテン、リボノイドなどが含まれています。
ビタミンCは、美肌作りやカゼ予防に働きます。ギャバは血圧を下げる・中性脂肪を下げる・ストレスを緩和する・肌に潤いを与えるなどに働きます。
カリウムは血圧を下げ、ナリンギンは中性脂肪を分解してくれます。また、オーラプテン、リボノイドは、ガンを抑制する栄養成分です。クエン酸には、疲労回復効果があります。
*文旦の分厚い果皮は、・マーマレードや・砂糖漬けにして食することができます。
]]>旬は脂がのる秋から3月頃です。腹が白くしっかりしているもの、身に弾力があって目の澄んだものを選びます。
栄養成分は、主にたんぱく質や脂質が成分です。カルシウム、ナトリウム、マグネシウ等のミネラルを豊富に含みます。不飽和脂肪酸のEPAやDHAも含みます。
カルシウム・マグネシウムが骨や歯を丈夫にし、精神を安定させます。カリウムは血圧を下げます。EPAやDHAは、血液をサラサラニする・アレルギー症状を緩和する・ガンを予防するなどの効果があります。DHAは脳細胞を活性化させ、記憶力・学習能力を向上させます。
]]>