ミズナ(水菜)

昔、京都東寺の九条あたりで、肥料をつかわずに水と土で栽培されていたことから「水菜」という名がついた京野菜です。関東では京菜とも呼びます。

旬は12月~3月頃です。露地栽培で寒さに耐え、霜にあたった2月のものがやわらかくておいしいです。

葉も茎もみずみずしく、みどりと白のコントラストがはっきりでてきるものが良品です。根元の切り口が小さいほうがおいしいです。

近年はサラダとして用いることが人気になっています。伝統的には、ハリハリ鍋や漬物に利用されてきました。

栄養成分として、カロテン・ビタミンC・葉酸などのビタミン類や、カルシウム・鉄分などのミネラル類、食物繊維などを含んでいます。

豊富なビタミンCがコラーゲンの生成を助けます。これによりシミやシワの改善をし、肌の若返りや美白効果があります。また、カゼ予防にも役立ちます。カロテンがガン予防・老化防止に働きます。鉄分が貧血予防に効果的です。

ビタミンCは煮ると半分以下に減少するので、サラダとして生で食すると効果的にビタミンCをとることが出来ます。

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