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レンコン(蓮根)
レンコン(蓮根)
レンコンは漢字で「蓮根」と書きますが、実際は根ではなく、ハスの地下茎にあたります。
節と節の間が長く、ずんぐりと丸いもので、淡黄色の肌をしているレンコンを選びましょう。切ってあるものは切り口がみずみずしく新鮮で、肉厚なものがおすすめです。穴の中が黒くなっているものは傷みやすいので避けましょう。
れんこんの保存は、乾燥しないようにラップか湿らせた新聞紙に包んで冷蔵庫へ保存します。洗ったものは完全に水中につけておきます。このとき、水中から出ている箇所があれば黒ずみます。
栄養成分は、ビタミンCがみかんの約1.5倍ほども含まれ豊富です。食物繊維、ビタミンB1・B12・E、鉄分、カルシウム、マンガンなどが含まれています。粘り気のもとは、ムチンという水溶性食物繊維です。レンコンを切ると切り口が変色させるのは、タンニンです。
ビタミンCは、抗酸化作用があるので風邪やガンの予防に有効に働きます。美肌効果も期待できます。
食物繊維は、コレステロール値の低下や胃の粘膜を保護して胃潰瘍を予防する作用があります。もちろん、便秘改善にも効果的です。
タンニンには、止血作用があり、胃潰瘍や鼻血、痔、産後の出血などに有効です。鉄分は、貧血予防に働きます。