さば(鯖)

さば(鯖)の旬は春と秋ですが、何といってもおいしいのは脂がのった秋さばです。旬は、6~8月(ゴマサバ) 9~11月(マサバ) です。さばといえば通常は「マサバ」を指します。

大分県佐賀関で獲れるサバは、関サバと呼ばれて美味で高価なものです。最近は輸入物のタイセイヨウサバも良く食されています。

さば特有のしまがはっきりと浮きでて腹部が銀色でつやつやしているもの、眼球が透明な青色をしているものを選びましょう。鮮度が落ちやすく、鮮度が落ちるとアレルギーの原因になるヒスタミンが増えるので注意が必要です。

さばの栄養成分としては、たんぱく質と脂質が豊富です。脂質は不飽和脂肪酸のEPA、DHAです。カルシウム、ビタミンA・B2・B12・D、ナイアシン、鉄分、タウリンも含まれています。

DHAは、脳を活性化させ記憶力や学習能力を高めます。コレステロール値も下げてくれます。EPAは動脈硬化やガン予防に有効です。

ナイアシンやタウリンがコレステロールを低下させ、肝機能を強化します。ビタミンB2とともに疲労回復効果があります。カルシウムやビタミンDが健康な骨や歯の発達に有効です。さばの血合いに多く含まれる鉄分が貧血に有効です。

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