イカ(烏賊)

イカ(烏賊)は種類が多く約500種類ほどです。日本人は、全世界の漁獲量の40~50%を消費するほどイカ好きです。日本人が食用とするいかの8割くらいは、スルメイカといわれています。

スルメイカの旬は7~11月頃です。茶褐色が濃くて、目がくっきりしているものが新鮮です。

栄養成分は、良質なたんぱく質が豊富で脂肪は少な低カロリーな食材です。

ビタミンB2、ナイアシン、亜鉛、銅、カリウム、タウリンを多く含有しています。

イカ墨には、リゾチームやムコ多糖・ペプチド複合体が含まれています。いか墨の黒い色素はメラニンで防腐効果があります。なお、内臓も食べられるホタルイカはビタミンAやB12が多いです。

リゾチームやムコ多糖・ペプチド複合体は、がん予防に有効です。タウリンは、コレステロール値を下げ、疲労回復、動脈硬化や糖尿病の予防に効果があります。銅が貧血予防に効果的です。

ナイアシンは口舌炎や皮膚炎を予防し、カリウムは高血圧予防に働きます。亜鉛は味覚を正常にし、発育を促進します。

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