かぶ(蕪)

春の七草ではすずなと呼ばれます。日本全国で約80種の品種があります。春ものもありますが、旬は10~12月頃です。葉と根で栄養成分が異なるのが特徴です。

保存のポイントは、葉を付け根の部分から切り落とすことです。葉を就けたままにしておくと、水分が葉にいき、ス入りの原因となります。そして、葉と根を切り分けたものをそれぞれ、ポリ袋にいれて冷蔵庫の野菜室で保存します。

葉は、栄養成分のビタミンC、カロテン、鉄分、カルシウム、食物繊維などが含まれます。がんや動脈硬化、骨粗鬆症の予防に効果的です。貧血や便秘にも効果があります。

根は、消化酵素のアミラーゼをたくさん含んでいます。胸やけ、胃もたれを改善します。また、ガンに効果のある栄養成分のイソチオシアナート、インドールを多く含んでいます。肺の機能を高める効果もあります。

根と葉に両方に含まれる辛味成分のアリルイソチオシアネートは、ガン予防・血栓防止作用があります。

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