マグロ(鮪)

マグロは世界で漁獲される約50%以上を日本人が食しています。旬は、キハダマグロが6~8月頃で、クロマグロ(本まぐろ)が12~2月頃です。他にもメバチマグロやミナミマグロ、ビンチョウマグロ等がいます。

まぐろは獲れたてよりも、数日寝かせた方がうまみ成分のイノシン酸が多くなり美味しくなります。

栄養成分は、良質なたんぱくが多く低脂肪です。ビタミンA・D・E、ナイアシン、鉄分を含みます。DHAは魚の中でも一番含まれています。EPAやセレン、血合い部分にタウリンを含んでいます。

DHAは脳を活発にし、記憶力や学習力を高める働きがあります。EPA・DHAは、血栓防止・アレルギー症状の緩和・動脈硬化の予防に効果があります。

セレンは過酸化脂質の生成を防ぎ、老化防止・ガン予防に働きます。タウリンがコレステロールを減らし肝機能を強化します。赤身に多い鉄分は、貧血を予防します。

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