かぼちゃ(南瓜)

かぼちゃは、カンボジアから渡来したので「かぼちゃ」と名前がついたといわれます。かぼちゃは大きく2種類に分けられます。「日本かぼちゃ」と「西洋かぼちゃ」です。現在の主流は西洋かぼちゃです。日本かぼちゃよりも水分が少ないためホクホクしています。

旬は、7~9月頃(西洋かぼちゃ)・5~7月頃(日本かぼちゃ)です。かぼちゃのカットしたものは、腐りやすい種やワタを取り除いてからラップに包んで冷蔵庫に保存しましょう。

栄養成分は、カロテン、ビタミンB1・B2・C・Eのビタミン類とカルシウム、リン、カリウムなどのミネラルを含んでいます。食物繊維も多いです。

わたの部分にカロテンが多く含まれています。カボチャの場合デンプンに守られているため、加熱で調理をしてもビタミンCは壊れにくくなっています。

カロテン、ビタミンC・Eは、抗酸化作用があり、活性酸素を撃退し、老化防止や動脈硬化やガンの予防などに有効です。カゼの予防や冷え性や肩こりを緩和する働きもあります。ビタミンB1・B2がエネルギーを生成し、疲労回復に働きます。食物繊維が便秘改善・ガン予防に有効です。

種の部分は、漢方では糖尿病の改善に利用されているほど栄養があります。水できれいに洗って天日干しで良く乾燥させ、フライパンで表面に焦げ目がつくまで炒め、好みで塩などを振って食するとおいしいです。

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