シジミ

シジミは大きくわけるとマシジミ、セタシジミ、ヤマトシジミに分けられます。マシジミとセタシジミは冬の12~3月頃が旬で「寒シジミ」と呼ばれ、夏の7~8月頃が旬のヤマトシジミは「土用シジミ」と呼ばれています。「土用しじみは、腹ぐすり」といわれ、夏バテに効くと昔から言われています。

栄養成分は、ビタミンB2・B12、カルシウム、鉄分、亜鉛が豊富に含まれています。必須アミノ酸の一種であるメチオニン、タウリン、ロイシンも含まれています。旨味成分は、コハク酸・グルタミン酸です。

シジミは、肝臓の特効薬といわれるようにメチオニン、タウリン、ロイシンは、肝機能を高めます。鉄分やビタミンB2・B12は、貧血を予防してくれます。タウリンは、コレステロール値を下げ、肝機能の強化や動脈硬化予防、眼精疲労回復の効果があります。カルシウムが骨や葉を丈夫にし、精神を安定させます。

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