春菊(きくな)

春に菊に似た花を咲かせることから「春菊」の名がつきました。関西では菊菜とも呼ばれています。原産地のヨーロッパでは、観賞用として用いられています。旬は、11~3月頃です。

栄養成分は、カロテン、ビタミンC、カルシウム、カリウム、鉄分、食物繊維を含みます。カルシウムは、ほうれん草の約2.5倍あります。独特の香りはピネン、ぺリルアルデヒドなどです。

カロテンとビタミンCは、かぜやがんの予防、美肌をつくる効果があります。カルシウムは骨を丈夫にし、精神を安定させます。鉄分が貧血を予防します。独特の香りのピネン、ぺリルアルデヒドは胃腸の働きを高め消化不良を解消します。また、せき止めに効果があります。食物繊維は便秘を改善し、大腸がんにも有効です。。ビタミンB2は脂肪の分解を助けるので肥満予防も期待できます。

なお、春菊を乾燥させたものをお風呂に入れると、神経痛や肩こりを改善します。

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