すいか(西瓜)

原産地は南アフリカで、エジプトで4000年前から栽培されていた果物です。旬は、7~8月頃です。玉売りのものは選択が難しいのですが、左右均一でつやがあり、みずみずしく重量感のあるものを目安に選ぶとよいでしょう。

すいかは、収穫した時がもっとも糖度が高く、追熟はしません。時間とともに糖度が減少するので、早めにいただきましょう。

栄養成分は、水分が90%以上で、カロテン、ビタミンC、カリウム、マグネシウム、シトルリンを含みます。赤色はカルチノイドのリコピンです。

カリウムやシトルリンは、利尿を促進して腎臓の機能を助けるので、むくみや尿毒症、高血圧、二日酔いを改善する効果があります。リコピンは、強い抗酸化作用があり、ガンや老化を予防します。目に良いアントシアニンも含んでいます。

すいかの種に含まれるリノール酸がコレステロールを低下させるので、炒った種をお茶にして飲むと効果があります。すいかの皮を煎じたものは、糖尿病や腎炎に効果があります。

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