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にがうり(ゴーヤー)

にがうりは、別名「ゴーヤー」、「つるレイシ」と呼ばれます。旬は、7~8月頃です。果皮の緑色が薄く、こぶの大きいものほど苦みが少ないとされています。また、一度ゆでてから調理すると苦味がやわらぎます。

にがうりは、ワタから腐りはじめるので、種とワタをきれいに取り除き、水洗いせずビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。

栄養成分は、水分が約95%を占めますが、ビタミンCがキャベツの約2倍もあり豊富です。苦味成分は、ククルビタシンです。他にも、カロテン、ビタミンB1・K、カリウム、マグネシウム、鉄分、リン、食物繊維などを含みます。

ビタミンCが、肌をみずみずしく保つ美肌効果があります。また、ククルビタシンとともに抗酸化作用があり、動脈硬化やガンの予防に働きます。ビタミンCは、加熱調理してもあまり減らない特徴があります。ビタミンB1が糖質をエネルギーにかえるので疲労回復にも役立ちます。食物繊維が便秘改善・糖尿病予防などに効果があります。水分が多いので利尿効果が高く、むくみや二日酔いに効きます。カリウムは、高血圧の予防に有効です。

にがうりの種は、余分な脂肪の分解を促進するので、煎じてお茶にして飲むとダイエット茶になります。

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