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旬の食材と栄養成分7月
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なす(茄子)
なす(茄子)
原産地はインドで、日本には中国から伝わりました。秋なすがおいしいのは、皮が薄く種が少なく、実がしまっているためです。
旬は、7~9月頃です。 表皮のシワがなく色つやもよく、ガクがみずみずしいものを選びましょう。低温に弱い野菜なので、保存は室温でします。
栄養成分は、水分が約95%を占めますが、カリウム、カルシウム、カロテン、ビタミンCを含みます。皮の紫色の色素は、アントシアン系色素のナスニンです。苦味成分は、アルカロイドです。切り口が茶色くなるのは、クロロゲン酸を含むためです。
ナスニンは抗酸化力に優れ、ガン予防や高血圧予防、動脈硬化予防。老化防止に効果があります。ナスニンは、水につけると溶け出してしまうので注意が必要です。カリウムは、高血圧の予防にはたらきます。アルカロイドは、病原菌を対外に排出します。水分が多いので、体を冷やす作用があります。クロロゲン酸もガン予防・老化防止に作用します。