トマト

トマトの原産地は、ペルーのアンデス高原です。日本には、江戸時代に渡来し、当時は観賞用でした。

露地ものの旬は、6~8月頃です。色むらがなく、表面に張りと艶があり、へたがきれいな緑色のものが新鮮です。角張っているものは、中が空洞のものがありますので避けましょう。

栄養成分は、カロテン、ビタミンC・E・B1・B6、カリウムが豊富に含まれています。赤い色素はリコピンです。酸味成分のクエン酸やリンゴ酸、食物センイのペクチンも含んでいます。

カロテン・ビタミンC・Eが活性酸素を消去し、細胞や血液を健やかにするので、ガンや動脈硬化を予防したり美肌効果があります。リコピンは抗酸化力が強く、老化防止やガン予防の効果があります。クエン酸やリンゴ酸は、疲労回復・食欲増進に効果的です。カリウムは、高血圧の予防に有効です。ペクチンは、コレステロール値を下げ、便秘を解消します。

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