旬の食材と栄養成分

アナゴ（穴子）

海底の岩穴や砂の中に体を埋めて生息するため「穴子」という名がついたといわれます。旬は、６～８月頃です。体表面のあめ色があせていないものを選びます。

栄養成分は、ビタミンＡが豊富に含まれています。ビタミンＥ、カルシウムも多く含んでいます。他には、ビタミンＢ２・Ｄ、カリウム、不飽和脂肪酸のＥＰＡ・ＤＨＡを含んでいます。表面のぬめりは、ムコプロティンです。

ビタミンＡは、目を健康にします。また、肌に潤いを与え、ビタミンＥとともに老化防止に働きます。ガン予防・冷え性の予防にも効果的です。ＥＰＡがコレステロールや中性脂肪を減らし、ＤＨＡが脳の働きを高めます。ムコプロテインは胃腸の粘膜を保護して消化吸収を助ける働きがあります。カルシウムは、骨や歯を丈夫にし、精神を安定させます。