ニンニク

ニンニクは中央アジア原産とされています。古代ギリシャやローマ時代から薬効は知られていました。ピラミッドや万里の長城を築く労働者たちにエネルギー源として与えられていたといわれています。

日本には平安以前に朝鮮半島よりもたらされたようです。源氏物語にも登場します。旬は春から夏頃(5月~8月頃)です。

にんにくの選び方ですが、粒が大きくて重みがあり薄皮の色が白くてツヤがあるものを選びましょう。変色しかけたり、芽がでかかっているのは避けます。茎の切り口が固くしまっているのが良いです。

ニンニクの栄養成分は、強い刺激臭のもとであるアリシンやビタミンB1、カリウム、銅、葉酸、マグネシウム、ビタミンC、パントテン酸、食物繊維などが含まれています。

アリシンとビタミンB1が結合して疲労回復や風邪の予防に効果を発揮します。また、体を暖める働きもあるので、冷え性や神経痛の予防・改善にも効果的です。さらに血行促進・コレステロール値低下・ガン予防にも働きます。

近時は、「無臭にんにく」や、栄養豊富な「黒にんにく」が注目されています。

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