オクラ

アフリカが原産地で、日本へは江戸時代末期に渡来しました。旬は、7~9月頃です。緑色が濃く表皮に産毛が密生し、ヘタもいきいきしているものを選びます。

乾燥を防ぐためにプラスチックの保存陽気などにいれて保存しましょう。暑い地方が原産の野菜ですので、5度以下の場所だと低温障害を起こす場合があるので注意しましょう。

栄養成分は、カロテンやビタミンB1・C、カルシウム、カリウム、鉄分などを含みます。独特のぬめりは水溶性食物繊維のペクチンと多糖類のムチンです。

ペクチンやムチンには、整腸作用があるので便秘にも下痢にも効果的に働きます。ムチンには胃の粘膜を守る作用もあります。ペクチンは、血糖値の上昇を抑制し、糖尿病の予防に有効です。栄養成分が豊富な野菜なので、疲労回復・夏バテ防止に最適です。

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