新たまねぎ

玉ねぎは、古代エジプト時代のピラミッドを築いた労働者達のエネルギーとして食用されていました。日本には江戸時代に上陸して薬効のある野菜として珍重されてきました。ユリ科の野菜です。

春に収穫する新たまねぎは、水分が多く、やわらかく、辛味が少ないたまねぎです。そのままサラダとして生で食しても美味しいです。火を通すときは短時間にしましょう。

タマネギは芽が出ていないものを選びます。日持ちがしないので早めに食しましょう。ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存できます。

たまねぎ特有の刺激臭は硫化アリルという成分です。包丁で玉葱を切るときに硫化アリルの成分が飛び散るため涙が出ます。黄色い色素はケルセチンというフラボノイドです。カリウム、カルシウム、ビタミンC・B6など多くの栄養成分を含みます。

硫化アリルは、心身の疲労防止・食欲増進・高血圧の予防・糖尿病の予防・がん予防などに効果があります。善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らします。ビタミンB1の吸収を高めるので疲労回復に効果的です。

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